昨日の長期請負工事の問題は不備だらけで申し訳ありませんでした。
軽い気持ちで問題を出したのですが、このブログを読んでくださる沢山の人に間違った認識を持たせる可能性もある事を思い知りました。
今後は問題を出すときは慎重に行います。
さて、問題の答えとしては、たまごさんが解答していただいたように
「A工事はそもそも1年未満の工期なので、工事完成基準が適用される」
という点に気が付くか付かないか だけを論点にしたつもりです。(それ以外をないがしろにしてしまった事が問題作成上のミスでした。)
なかなか面白い箇所をつついてくるでしょ?^^
この問題集は、こういった「盲点」をビシバシ突いてくるので、おさらいや日商1級の意地悪問題対策としてばっちりです♪
おかげさまで、このブログからも購入していただいた方が沢山います♪ありがとうございます。
あと残された6日間は、過去問題とこの問題集で締めようと思います。
そういえば、全経上級の過去問題集を解いててつくづく思ったのですが、
本当に優しい(Not易しい)問題の出し方ですよね。
例1)「連結子会社が存在しないので、このP/Lは連結P/Lではないことに注意しなさい」
例2)「問題途中の設問に解答できなくとも、前問の解答を必要としない問題があるため、全設問を読んで出来る限り解答するように試みる事」
等、問題を見て「絶望」した受験者を暖かく励ましてくれます。
この辺の優しさは日商簿記1級には全く無いですな。
例えば、上記の例1なんて、日商の場合は
「連結子会社が無い事に気づかないような奴は合格させねーよ、ぷぷぷ」
例2だと
「最初の問題間違えたら雪崩式で全部誤答になっちゃうよ。折角問1で出した解答を使って苦労して最後まで解いたけど、問1がそもそも違うから全部間違いだよ~ん。ざまぁみさらせ」
というスタンスです。
全経の優しさに涙が出そうになります。
ついでに問題の「易しさ」も下さい。