今日は、パソコン財務会計主任者試験1級の試験日でした。
2ヶ月ほど前にテキストを買って、一通り読んで、その後合計2時間くらい勉強しただけで、今日を迎えてしまいました(汗)
平日に勉強する時間は沢山あったのですが、あくまでプライオリティは日商1級に置きたかったので結局パソ財は勉強が殆ど出来ませんでした。
過去問題を見たのも今日が実は初めて(!!)でして、朝9時に起きて12時まで必死に勉強しました。弥生会計の使い方も殆ど使った事ないので怪しかったですが、まあPCにある程度明るい人なら行き当たりばったりでも使えるソフトです♪
とは言え、注意しておきたい点として、自分でPCを持ち込んで受験し、自分の環境設定で受験できる方は良いとして、自分のように会場のPCを使って受験する場合、その会場のPCや会計ソフトのバージョン、また、PCの処理能力、入力方式の設定等に統一の基準が無いため、デフォルトの状態での学習に慣れた方が実際のPCを触って面食らう可能性が非常に高いです。
実際、自分は勘定科目の入力に「ローマ字」検索機能を使ってるんですが、会場のPCは「勘定コード」で入力する方式になってたため、時間が非常に掛かります。
何とか長年のPC勘で設定を戻せましたが、かなりの落とし穴です。
これから受験される方は、体験版で十分なので、必ず自分のノートPCを持ち込んで受験する事をオススメします。
この試験、日商簿記2級を持ってると、2級試験が免除され、いきなり1級を受験できるわけですが、流石に日商簿記2級の知識 のみ でこの試験を通るのは実際難しいです。
と言うのは、試験問題が日商簿記の場合は
「商品31,500円を現金で仕入れた。当社は税抜き経理方式を採用している。このときの仕訳を答えよ」
といったような丁寧な出問ですが、パソ財の場合は、試算表や取引の種類を見て課税・非課税を考えて適切に入力しないと雪だるま式に間違えが増えます。
とても怖い試験ですね。
本則課税や簡易課税など、簿記の範囲から微妙に外れた用語も出ますし。
でもここは消費税法の勉強をしておいたので難無く理解できました。
あと、勉強して無い自分が悪いのですが、時間が結構厳しいです。
2時間の試験時間ですが、今日は何とか10分前に終わり、早退出来ましたが、ちょっと行き詰ると2時間入力するだけで、問いに答える時間が確保できません。
総括し、このパソ財なかなかに良い試験ですね。国家試験 が無理でも、日商簿記のような公的資格になる事を強く希望します。
中小企業の経理マンにはかなり必須なスキルを身につけられるのでもっとメジャーになっても良いと思います。
実際、簿記2級で知識を詰め込んだ結果、実務の世界から若干離れ気味な会計能力を現実に近づける効果が期待できる試験だと思います。
また、1級はちょっとまだ簡単だと思うので、もっと高いレベルの試験を増やす事も検討していただきたいです。
ちなみに、今日の試験結果の予想は 50%って所です。自信ねぇ~
あ、私の試験会場は受験生自分だけでした(汗)