今日は電卓について。
私は、写真にあるCASIOの2千円くらいの電卓を使ってます。
まぁどれも同じかなぁと思いつつも、もし電卓に関するトリビアや便利機能があれば是非教えていただきたいです。
電卓の便利機能から一つ紹介。
といっても、1級を受ける皆さんはご存知だと思うのですが、2級以下を受ける方で独学の方はひょっとしたら知らない方も多いのかなと思うので紹介。
例:当月の実際材料費(直接材料費)を仕掛品#100、#200、#300へ賦課する。各仕掛品に賦課する直接材料費を求めよ。
当月実際材料費 635,000円
当月材料消費量 4,500kg各仕掛品の材料使用量は以下のとおり
#100 1800kg
#200 2250kg
#300 450kg
と言う問題があったとします。
皆さんどうやって計算しますか?
まず、当月の実際消費データから、1kg当たりの単価を求めますよね?
635,000÷4,500=141.111111 ≒@141円 とします。
さて、この単価を使って、各仕掛品に直課していくわけですが、電卓上で
#100・・・・141×1800=253,800
#200・・・・141×2250=317,250
#300・・・・141×450=63,450
って計算しますよね?
気付いたかもしれませんが、全部の計算に「141×」って言うのがあり、一回一回打ち込むのは面倒です。
そういう時は、「141×」と言うのを固定して、後は掛ける数値だけを連続で打ち込むだけで答えが出せるんです。
その場合・・・
「141」「×」「×」と打ちます。「×」を2回打つことがポイントです。
その後、「1800=」って打つと、141×1800が計算されます。
次に、そのまま「2250=」って打つと、141×2250が計算されます。
同様に「450=」と打てば、141×450が計算されます。
このように、同じ数値を掛けたり割ったり足したり引いたりするときは、
この方法を使えば、随分時間の短縮になります。
この例だと、固定する数値が「141」と短い数値だったから、素直に全部打ち込んだとしても手間は知れてますが、、
もし、材料単価を小数点4位まで使うとするとイチイチ「141.1111」を毎回打ち込むのは面倒ですよね?
この昨日はM+やM-といった「メモリー機能」よりはマイナーな機能ですが、覚えておくと簿記の試験でも計算ミスが減りますし時間が短縮されるのでおすすめです。
って知ってますよね?^^;
さて、今日の学習進捗について。
仕損・減損の度外視法・非度外視法の計算方法でちょっとてこずりましたが、順調に進んでます。昨日勉強をサボった分、今日頑張りました^^
明日には工・原のとおるテキスト(Ⅰ)を終えるつもりです。
工業簿記【日商1級】
本日の学習時間 6:30
1級総学習時間 93:30
【今日学習した論点】
・部門別個別原価計算
・総合原価計算
・仕損、減損